ドカ雪が降った後、ご近所の皆さんと雪かきをしました。
北海道の人たちは、スコップで除雪することを「雪はね」と呼びますが、こちらの重い雪は「はね」るレベルではないので、やはり「雪掻き」がふさわしい表現だと思います。
陽が高くなるにつれ、雪もかなり融け始めましたので、そこまで気合を入れて雪かきをしなくても良いかなという思いもあったのですが、夜気温が下がった時のことを考えると、やはり凍結が心配なので、なるべくアスファルトが見えるところまでと思って頑張りました。
が、私は仕事もあって時間切れになってしまったので、あとは、ご近所の(主婦の)皆さんにお任せせざるを得ず・・・。
仕事帰り、凍結がこわかったので、なるべく早く帰ろうと思っていたのですが、退社したのが夜8時半頃。電車とバスを乗り継いで帰宅した時には、10時半近くになっていました。
そしてその分気温も下がり、すでにしっかり氷点下。アスファルトの上の濡れたところが、キラキラ、否、ギラギラ光り始めています。
スマホをポケットにしまい、両手に手袋をし、リュックを両肩で背負って、両手をフリーにして、転んだ時の対策を充分した上で、でも、滑らないように気をつけながら歩きました。
1キロくらい歩いて、結構大丈夫だなと思い始めたその矢先、少々下っている斜面に差し掛かったと思ったら、不意に自分という存在が一瞬で消えてなくなりました。
そう・・・足を滑らせて尻もちをついたんです。
厳密に言うと、手を先についたので、尾てい骨を強打!みたいなことはなかったのですが、でもその分、手首が痛くなりました。
そして、こういう時、痛切に感じるのは、体重は軽い方が良いということ。
滑って転ぶなんて、北海道にいた時以来の経験でしたが、でも、大けがをするようなこともなく、守られて感謝でした。
前の日に北海道出身者の方が、フェイスブック上に雪道の歩き方を載せておいてくださったこともあり、両手をフリーにしておいて良かったと思いました。これでスマホを見ながら歩いていたりしたら、恐らくどこかをひどく打つなどしていたのではないかと思います。
いやー、しかし、転んだ時、多分後ろを誰か他の人が歩いていたと思うのですが、お願いだからどこかに行ってー!と思ってしまいました。そして、見られているかも知れないという思いで、かなり必死になってすぐに立ち上がりました。そして、鼻歌でも歌いながら、また歩き出す、と。
恥ずかしいったらありゃしない。
というわけで、皆さん、雪が降って融けた後は、自動車も歩行者も充分に気をつけましょうね。