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3月, 2017の投稿を表示しています

ポルトガル出張記(ファロ散策編)

日曜日の午後、ポルトガル南部の小さな港町ファロを散策しました。 ファロ駅から徒歩10分くらいのところにマリーナがあります。ボートが整然と並べられていました。 町の中はほとんど石畳で、自動車がゆっくり走るため、街の中は全般的にのほほんとした雰囲気に包まれています。休日にお散歩するには最適な環境だなと思いました。 さらに少し歩くと消防署がありました。日本と違って消防車たちはみんな野ざらし。これじゃぁ、すぐに傷んでしまいそうです(余計なお世話ですね)。 この門から古い街並みが始まります。非常に趣があり、ディズニーシーを歩いているような感覚になりました(こちらは遊園地ではありませんが)。 古い街並みの中に、カテドラルがありました。 ちょうど鐘のなる時間帯で、急に大きな音でカンカンカン!と鳴り出したので、一人で歩いていた私は、かなりびっくり。 こちらは現在は博物館になっているようですが、この城壁の雰囲気がなんとも言えないなと思いました。当時、一般民衆は、どういう思いでこの城壁を見上げていたのだろう。そんなことを考えました。 小さなお店が並ぶ商店街も良い雰囲気で、1日楽しめそうだなと思いきや、よく見るとほぼ全てのお店が閉まっています。 え?観光地なのにシャッター街?と思ったのですが、良く考えたら日曜日。そして、ここはポルトガル。みんな揃ってお休みなんですね。 というわけで、道行く人たちはほぼ観光客だと思うのですが、みんな、ウィンドーショッピング状態です。 日本では考えられない光景ですが、目指すべき姿だとも思いました。みんな自ずと、買い物をして楽しむということ以外の過ごし方をするようになるでしょうから、家族でゆったり過ごす時間が増えるのではないかと。 でも、これじゃぁ、お土産買えません!

ポルトガル出張記(アルブフェイラからファロへ)

ホテルでの研修を終えた後、スケジュールの関係でもう1日こちらで過ごすため、1週間泊まっていたホテルを出て、空港の近くのホテルまで移動しました。 何せ1日あるもので、なるべく安く移動してみようと思い、路線バスと普通列車に乗ってみました。 ホテルのシャトルバスがアルブフェイラという街まで送ってくれるので、そこで路線バスに乗ろうと思い、ホテルでもらった地図を片手に歩くのですが、コピーが粗いこともあってどうにも分かりません。 道端のサインを頼りに歩いていたら、バス停には着きました。が、バスがいつ来るのか、どのバスに乗れば良いのかも分かりません。まぁ、でも、待つだけ待って、あとはドライバーに聞けばいいかなと思っていたら、買い物袋を手にした老夫婦が来たので、英語は通じないかなと思いつつ話しかけてみました。 すると流暢な英語で返事が返ってきて、駅までのバスの乗り方を丁寧に教えてくれました♪ 聞くと、ポルトガルの人たちはほとんど英語が話せるということ。今は映画もインターネットもすべてが英語だしねと言っていましたが、なるほど日本ではすべてが翻訳されてしまうから、我々は英語に触れる機会が少ないんだなと思いました。 しばらく待っていると、バスが来ました。 結構狭い古い街並みを抜ける道路なので、どれだけ小さなバスが来るのかと思っていたら、日本のフルサイズの路線バスと同程度の車両が来ました。 日曜日ということもあり、バスはガラガラでした。日本と同じように目的地の手前でボタンを押して、降りることを運転手に伝えるシステムになっていました。 ところが、ポルトガル語がまるでわからないため「次はアルブフェイラ駅です」というアナウンス自体がわかりません。でも、乗る時、運転手さんにアルブフェイラ駅まで行くことを伝えてあるから、かわいそうな外国人のために親切に案内してくれることを期待しつつ、そして駅っぽい風景が見えたら、いつでもボタンを押せる準備をしつつ、そのまま乗っていました。 そしたら、何のことはなく、駅はバスの終点でした。 駅員さんのいる窓口でアルブフェイラ駅からファロ駅までの切符を買うも、待ち時間は55分。スマホはつながらないし、早めのお昼ご飯でも食べるか~と思い、駅に隣接していたフードコートでサンドイッチを頼みました。 それを持ってホーム

ポルトガル出張記(アルブフェイラのホテル周辺編)

ADRA Japan の研修でポルトガルの南部アルブフェイラに来て、早1週間が経とうとしています。 5日間に渡る研修が終わり、今日の午後はフリータイムだったので、仕事のメールを処理したり、天気が悪いこともあり、ずっと缶詰状態だったので、ホテルの周りを散歩してみました。 今回の研修会場になったホテル ホテルから10分くらい歩いたところにビーチがあります。まだ肌寒ささえ感じるくらいの気温なのに、水着でビーチに寝そべっている人たちがいました。 海! そして、ポルトガル南部なので、目の前に見える海は地中海かなと思いきや、大西洋でした。 え?そうだっけ?と思う方、もう一度地図を見たら、そう言えばそうだったなと思うハズですよ。(笑) ビーチに降りて行く道とは別に遊歩道もあり、何となく散策ができるようになっています。その周辺に咲いている花がキレイでした。 海辺を歩いた後は、小さなお店でもあると嬉しいなと思い、海に背を向けて住宅街を歩いてみました。 しばらく歩くと「SUPERMERKEDO」の看板が見えて来ました。日本で言うところのスーパーマーケットとは違い、米国で言うグローサリーストアといった感じの雰囲気でしょうか。ちょっとだけ勇気を出して中に入ってみました。 お店の右側には中華料理店が メイド・イン・ポルトガルで、比較的価格の安いお菓子があるかなと思いましたが、輸入物が多く、なかなか見つかりません。 ところが、ありましたありました。いかにもローカルな感じのクッキーのようなお菓子が。値段は書かれていませんが、きっと1袋1ユーロとか1.5ユーロとかそんな感じでしょう。 画面中央の棚にクッキー、その左にはカップ麺、そして何故か仏像(笑) お菓子を買い物かごに入れ、他にも何か無いかと思って探していたら、店主と思われる女性がつかつかと歩み寄ってきて、「これ、日付が・・・」とカタコトの英語で言いながら、私が持っている買い物かごの中のお菓子を取り上げ、袋の背面に書かれていると思われる日付を探し始めました。 ややあって、「ほら、これ、もう古くなっているわよ」と言いながら指を差すその先を見てみると、確かに「2016年11月」と書かれています。その日付が製造日なのか賞味期限なのかは判りませんでしたが、賞味期限