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9月, 2009の投稿を表示しています

ワクチン

新型インフルエンザが全国的に流行し始めておりますが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。 今月下旬の連休に 里帰り中の妻と娘と犬を連れて帰って来ようと思っているのですが、 空港という不特定多数の人たちが出入りする場所や 飛行機という密閉された空間が怖いので、 えっちらおっちら 陸路を走ることを考えているところです。 先日、ある教会員の方とお話をしていた時に インフルエンザのワクチンの話になりました。 どうやら、 日本の人口の約半分に行き渡る程度の数が 用意されるらしいですね。 そしたら、70代のご婦人が こんなことを言われました。 「私はワクチンを受けに行きません。  だって、ただでも足りないんだったら、  将来のある若い人たちに受けてもらいたいから。」 さりげなくおっしゃった一言だったのですが、 いらんは非常に感銘を受けました。 自分だったら、ワクチンを受けないとしても その理由は、 高いからとか、 受けても100%効くとは限らないからとか、 面倒くさいからとか、 そういうことでしかないと思ったからです。 誰が優先的に受けるべきかということは 政府が考えることであって、 一般市民である自分の立場で受けることができるのであれば、 足りなくなる前に、さっさと受けてこよう! と思って、それでおしまい…になるからです。 自分の立場で、 日本の国全体のことを考えて行動しようなどとは、 思いも寄らないことであったからです。 だから、若い人たちに優先的に受けてもらいたいから、 1本でもそちらに回すために 自分は受けに行かないとおっしゃるのを聞いて、 純粋に、すごいな~と思うのです。 一つ一つの行動が、 自分以外の人のためになるような生き方がしたいと 改めて思わされました。