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ヨルダン出張記(死海編)

ADRA の会議期間中、平日はホテルにカンヅメになってしまうので、土日に時間があれば少し観光などができるのですが、今回は日曜日着の土曜日発というスケジュールだったため、週末に準備されていた観光ツアーに参加することができず大変残念でした。

その代わりというわけではありませんが、ホテルの目の前にある死海で少しプカプカ浮いてみようと思い、ビーチに行ってみました。



今回はオフシーズンで安いということもあって、ぜいたくにもヒルトンでの会議だったのですが、ヒルトンホテルの前には、明らかにどこかから持ち込んだ砂で人工のビーチが造成されています。なので、岩に足が当たるような心配もなく、ビーチサンダルを履かなくても安心して泳ぐことができます。

死海の水は、水というよりも、蜂蜜をお湯に溶いた時のような感じでトロンとしており、水を手で掻くと、水の表面だけではなく、水の中も水の動きが見えます。誰かが英語で「オイリー」だと表現していましたが、まさに、そんな感じ。触った後は、よーく洗わないと、ずっとベタベタする感じが残ります。

2月はローシーズンで、死海の朝晩の気温は10度前後(首都アンマンの気温は東京とほぼ同じですが、死海は海抜マイナス400メートルくらいなのでかなり暖かいです)。日中の気温は暖かい日で25度近くになりますが、普通に考えてあまり泳ぐ感じの気温ではありません。ですが、死海の水温はかなり高く、とてもぬるい温泉に浸かっている感じなので、問題なく泳げます。



腰くらいの深さまで歩いていくと、もう自然に体が浮かんでしまう感じです。水の中に体を沈めようとしても、フワッと拒まれる感じが何とも不思議でした。

浮きながら本を読むほどの余裕と、死海の泥を身体に塗りたくって泥パックをするほどの度胸はありませんでしたが、充分楽しむことができました。

ちなみに、泥パックをすると、お肌がすべすべになるということで、女性たちは顔にまで泥を塗って楽しんでおられました。ただし、真水のシャワーを浴びる必要があり、皆さん悲鳴を上げていましたが・・・。

お肌すべすべという意味では、死海の水に身体を浸すだけでもかなり肌がスムーズな感じになります。でも、粘膜は要注意で、眼に水が入ってしまった子どもが泣き叫んでいたりしました。また、私はお尻が痛くなりました。ですので、いざという時のために、真水をペットボトルに汲んで持参しておくと何かと安心だと思います。

死海の塩を持って帰って来てというリクエストをもらいましたので、浅瀬にあった塩の結晶を少し採り、それから、子どもたちの自由研究に使えるという話を聞きましたので、ペットボトルに何本か死海の水を汲みました。

なお、ペットボトル数本に水を汲んでトランクに入れて帰ろうとしたら、アンマンの空港でトランクを開けろと言われてしまいました。死海の水を取り上げられてしまうかなと思ったのですが、怪しいと思われたのはポカリの粉だったみたいで、死海の水は大丈夫でした。

なお、現地のツアーガイドに聞いた話ですが、死海に注ぎ込むヨルダン川の流量が激減しているため(上流のゴラン高原で水資源を確保するためという話でした)、死海は今、存続の危機に瀕しており、毎年1メートル近く水面が下がってしまっているということでした。大切な観光資源を守るため、イスラエルやヨルダンの政府が海からの水を採り込むことのできるパイプラインを建設することを考えているということでした。

もともと生物は棲んでいないので、生態系に影響を与える心配などは無いのでしょうが、そこまでするか!?という気がしなくもありません。

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