先日、とあるNPO法人向けのセミナーに参加しました。
最初に、主催者側から、簡単な説明がありました。
説明してくれたのは、
東京都のどこかの課の課長さん。
40代後半から50代前半くらいの男性だったのですが、
たった15分間の説明なのに、最初から、
さも当たり前であるかのように
「え~、では、座って説明します」
と言って、さっさと椅子に腰掛けました。
いゃ、ふつう、15分だったら立って話すだろ!
と思ったのと、
いゃ、ふつう、「失礼します」くらい言うだろ!
と思ったのとで、初っ端からかなり印象「悪」。
しかもその説明が、
配布されたパンフに書いてあることを読んでいるだけ。
さらに、超ボソボソとした口調で、
しばらくして、会場の参加者から
「もっとハキハキと話してください!」
という要求が飛ぶ始末。
一度言われて、完全にスルーしたのですが、再度
「何を言っているのかが分かりません。
もっとハッキリ話してください!」
という大声があり、ようやく反応。
ところが、お詫びの言葉のひとつもなく、
「はい、分かりました」とだけ言って、
そのまま説明を継続。
しかも、微妙に声が大きくなったかな?というレベルで、
結局、最後までボソボソと説明をして終了。
セミナーの途中で、質疑応答の時間がありました。
都に対する質問がいくつか挙がったので、
最初に説明をした課長さんは途中で帰ったとのことで、
代役の女性が前に立ちました。
話し方は多少マシだったものの、
何だか声が震えていておぼつかない感じ。
しかも、出された質問に対しては、ことごとく
「それは、他の課が担当していることで、
今はお答えできません」との回答。
え?だったら、そこに立って
質疑に応答している意味ないし。
と、心から思ってしまいました。
まさに、お役所仕事とは、このことか!?
という感じの仕事っぷり。
私は東京都民ではありませんし、
そもそも、今回のセミナーは無料でしたから、
文句を言う筋合いにはないかも知れませんが、
いゃぁ、しかし、あなた方、
税金もらって仕事してるんだからね!
と言いたくて仕方のないセミナーでした。
自分自身を含め、
誰からお金をもらって仕事をしているのか、
自分に期待されていることは何か、
自らの立場をわきまえる必要を感じます。
( ̄へ ̄|||) ウーム