南スーダンで、
ADRA の戦略会議なるものに参加してきました。
現在、南スーダンを支援している
各国のドナー支部が集まって、
今後の活動の方向性などについて
話し合いをするためです。
と、かっこ良く書いてみましたが
うらしぶちょうは、英語がダメなので
現地入りしている日本人のスタッフに
代わりに頑張ってもらいました。
(^_^;)
南スーダンにおける主な支援は、
紛争終結後、自分たちの故郷に戻ってくる
帰還民と呼ばれる人たちの受け入れ
及び再定住のために必要な支援です。
会議の途中で、突然、
ある筋から情報が入って来ました。
数千人単位で、(北部)スーダンから南スーダンに
帰還民が入ってきていて、
ナイル河畔でキャンプをしている、と。
とりあえず状況だけを見に行くというので
うらしぶちょうも社会見学のつもりで
他の人たちについて行きました。
現場に着き、様子を見て歩きました。
大きな貨物船が数隻着岸しており、
その船には乱雑に家具などが
積み上げられています。
陸地には、たくさんのテント。
そして、大きなトラックが数台。
川の汚い水を汲んで
一生懸命運んでいる人がいるかと思えば、
ひたすらぼ~っとしている人もいます。
話を聞くと、家族の一部が
故郷の村に荷物を半分持って帰っているので
また戻ってくるまで、残りの荷物を
見張っているんだという人が
多くいることが分かりました。
故郷に荷物を運ぶためのトラックは
国連機関や他のNGO団体によって提供され、
また、食糧に関しては
国連の難民支援機関から配付されているようで、
お腹が減って仕方がないという感じの人は
とりあえず見当たりませんでした。
少し足を進めると、明らかに商売人
という感じの人たちもいて、
ベッドのマットなど比較的大きな商品を
陸揚げしていました。
南スーダンでお金儲けをするのは
大変なんじゃない?と聞くと、
人生には苦労が付きものだ、みたいな
ごもっともな答えが返ってきました。
こういう商売人(トレーダー)たちは、つまり
支援が必要な人たちに紛れて入国しているのです。
そこに座ってボーッとしているだけだと
なかなか見分けがつきません。
いろいろ聞き出すと、
話しづらそうに、少しずつ話をしてくれます。
恐らく、他の人と同様に
食糧等の配給対象になっていると思われます。
と、そんなわけで、今回は、
すでに介入している団体があるし、
追加で支援をするほど
必要がある人たちではなさそうだ
という結論で、帰って来ました。
困っていそうな人たちがいるからという
ただそれだけで善意をもって助けようとしても、
本当は助けてもらう必要がない人たちの
ズルさを助長するだけになる場合もある
ということを学びました。
※後半は、その辺に軍人さんたちがいて
写真を撮ることができませんでした。
何撮ってんだ?と、いちゃもんをつけられると
カメラ自体を取り上げられてしまうので。
ADRA の戦略会議なるものに参加してきました。
現在、南スーダンを支援している
各国のドナー支部が集まって、
今後の活動の方向性などについて
話し合いをするためです。
と、かっこ良く書いてみましたが
うらしぶちょうは、英語がダメなので
現地入りしている日本人のスタッフに
代わりに頑張ってもらいました。
(^_^;)
南スーダンにおける主な支援は、
紛争終結後、自分たちの故郷に戻ってくる
帰還民と呼ばれる人たちの受け入れ
及び再定住のために必要な支援です。
会議の途中で、突然、
ある筋から情報が入って来ました。
数千人単位で、(北部)スーダンから南スーダンに
帰還民が入ってきていて、
ナイル河畔でキャンプをしている、と。
とりあえず状況だけを見に行くというので
うらしぶちょうも社会見学のつもりで
他の人たちについて行きました。
現場に着き、様子を見て歩きました。
大きな貨物船が数隻着岸しており、
その船には乱雑に家具などが
積み上げられています。
陸地には、たくさんのテント。
そして、大きなトラックが数台。
川の汚い水を汲んで
一生懸命運んでいる人がいるかと思えば、
ひたすらぼ~っとしている人もいます。
話を聞くと、家族の一部が
故郷の村に荷物を半分持って帰っているので
また戻ってくるまで、残りの荷物を
見張っているんだという人が
多くいることが分かりました。
故郷に荷物を運ぶためのトラックは
国連機関や他のNGO団体によって提供され、
また、食糧に関しては
国連の難民支援機関から配付されているようで、
お腹が減って仕方がないという感じの人は
とりあえず見当たりませんでした。
少し足を進めると、明らかに商売人
という感じの人たちもいて、
ベッドのマットなど比較的大きな商品を
陸揚げしていました。
南スーダンでお金儲けをするのは
大変なんじゃない?と聞くと、
人生には苦労が付きものだ、みたいな
ごもっともな答えが返ってきました。
こういう商売人(トレーダー)たちは、つまり
支援が必要な人たちに紛れて入国しているのです。
そこに座ってボーッとしているだけだと
なかなか見分けがつきません。
いろいろ聞き出すと、
話しづらそうに、少しずつ話をしてくれます。
恐らく、他の人と同様に
食糧等の配給対象になっていると思われます。
と、そんなわけで、今回は、
すでに介入している団体があるし、
追加で支援をするほど
必要がある人たちではなさそうだ
という結論で、帰って来ました。
困っていそうな人たちがいるからという
ただそれだけで善意をもって助けようとしても、
本当は助けてもらう必要がない人たちの
ズルさを助長するだけになる場合もある
ということを学びました。
※後半は、その辺に軍人さんたちがいて
写真を撮ることができませんでした。
何撮ってんだ?と、いちゃもんをつけられると
カメラ自体を取り上げられてしまうので。