10日間、ラオスに行ってきました。
時々行く機会のあるタイの隣の国なので、
まぁ、同じような文化なのだろうと思い、
特に下調べもせずに
出かけてしまいました。
ですから、
言葉も全く覚えないうちに
入国してしまったという次第です。
ADRA Japan の支部長やスタッフと
一緒に行ったので、
現地での会話はすべてお任せ状態。
ラオスに入国してから、
「こんにちは」=「サバーイディー」
「ありがとう」=「コプチャイ」
と言うのだということを知りました。
(^_^;)
ところで、
6月に行ったハイチのことを
まだ書き終わっていない気がするのですが、
そちらはそのうちにまた
触れる機会もあるかなということで、
ラオスの紹介をすることにいたします。
今回のメインの目的地は、
ラオスの北部にあるロンという地域でした。
ここにADRAの小さなオフィスがあり
(ADRAラオスのメインオフィスは
首都のビエンチャンにあります)
日本人スタッフが駐在して
3年計画の農業プロジェクトを
行っています。
現在行われている農業プロジェクトには
2本の柱があり、
一つは、栽培技術改善支援
もう一つは、水資源確保支援です。
特に栽培技術支援については、
次のような状況があります。
中国資本の経営者が
ラオスの農村に入って来て、
バナナやゴムの栽培をしないかと持ちかけ、
応じた人には
多額の現金収入を約束します。
ただし、その時、
文字の読めない村人たちにとって
不利な内容が書かれている契約書に
サインをさせるのです。
そして、後になってから
「ここにこう書いてあるだろう!」と言って
収益のほとんどを巻きあげていくというのです。
そのような非常に卑劣なことが
行われているということで、
甘い誘いに乗らないために、
生産効率を上げることによって
充分な競争力のある経済生活を
送ることができるように、
支援活動をしているということでした。
<写真の右奥がバナナ園>
現金収入を得たいがために、
自分たちの農地を
バナナやゴムの栽培地に変える農民たち。
それはそれで悪いことではありませんが、
商品価値の高い産物を得るために
大量の危険な農薬を使用するので
環境汚染だけではなく
自らの健康も危険にさらされます。
また、経営者は急に撤退をすることがあるので、
そうなると農民たちは置き去りにされ、
元の水田や畑に戻すこともできずに
破綻してしまうケースが
多いということなのです。
飛ぶ鳥を落とす勢いの
中国経済の進出を
止めることはできないと思いますが、
ラオスの農家が少しでも
それに対抗できる力をつけるための
地道な支援をすることができればと
考えているとのことでした
(まるで他の団体を
見学しに行ったような口調ですが)。
・・・というようなことを
私のつたない言葉で綴るよりは
ADRA Japan のホームページに
ラオスの事業についての紹介がありますので
よろしかったら、こちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
ラオス農業開発支援事業 by ADRA Japan
<南国風のお花がとってもきれいでした>
(名前がわかりませんが)
(以下、写真はすべてクリックで拡大します)
時々行く機会のあるタイの隣の国なので、
まぁ、同じような文化なのだろうと思い、
特に下調べもせずに
出かけてしまいました。
ですから、
言葉も全く覚えないうちに
入国してしまったという次第です。
ADRA Japan の支部長やスタッフと
一緒に行ったので、
現地での会話はすべてお任せ状態。
ラオスに入国してから、
「こんにちは」=「サバーイディー」
「ありがとう」=「コプチャイ」
と言うのだということを知りました。
(^_^;)
ところで、
6月に行ったハイチのことを
まだ書き終わっていない気がするのですが、
そちらはそのうちにまた
触れる機会もあるかなということで、
ラオスの紹介をすることにいたします。
今回のメインの目的地は、
ラオスの北部にあるロンという地域でした。
ここにADRAの小さなオフィスがあり
(ADRAラオスのメインオフィスは
首都のビエンチャンにあります)
日本人スタッフが駐在して
3年計画の農業プロジェクトを
行っています。
現在行われている農業プロジェクトには
2本の柱があり、
一つは、栽培技術改善支援
もう一つは、水資源確保支援です。
特に栽培技術支援については、
次のような状況があります。
中国資本の経営者が
ラオスの農村に入って来て、
バナナやゴムの栽培をしないかと持ちかけ、
応じた人には
多額の現金収入を約束します。
ただし、その時、
文字の読めない村人たちにとって
不利な内容が書かれている契約書に
サインをさせるのです。
そして、後になってから
「ここにこう書いてあるだろう!」と言って
収益のほとんどを巻きあげていくというのです。
そのような非常に卑劣なことが
行われているということで、
甘い誘いに乗らないために、
生産効率を上げることによって
充分な競争力のある経済生活を
送ることができるように、
支援活動をしているということでした。
<写真の右奥がバナナ園>
現金収入を得たいがために、
自分たちの農地を
バナナやゴムの栽培地に変える農民たち。
それはそれで悪いことではありませんが、
商品価値の高い産物を得るために
大量の危険な農薬を使用するので
環境汚染だけではなく
自らの健康も危険にさらされます。
また、経営者は急に撤退をすることがあるので、
そうなると農民たちは置き去りにされ、
元の水田や畑に戻すこともできずに
破綻してしまうケースが
多いということなのです。
飛ぶ鳥を落とす勢いの
中国経済の進出を
止めることはできないと思いますが、
ラオスの農家が少しでも
それに対抗できる力をつけるための
地道な支援をすることができればと
考えているとのことでした
(まるで他の団体を
見学しに行ったような口調ですが)。
・・・というようなことを
私のつたない言葉で綴るよりは
ADRA Japan のホームページに
ラオスの事業についての紹介がありますので
よろしかったら、こちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
ラオス農業開発支援事業 by ADRA Japan
<南国風のお花がとってもきれいでした>
(名前がわかりませんが)