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3月, 2016の投稿を表示しています

高速道路の最高速度引き上げについて

高速道路の最高速度が現在の時速100キロから120キロに引き上げられる方針が固まったようですね。 改めて、120キロかぁ。。。と思ってしまいます。 もちろん今の車にとっては屁でもないスピードですし、安全面についても100キロと比べてそう大きくは違わないのでしょう。 ただ、120キロ制限の区間では130キロ(場合によっては140キロ)くらい出しても取締りの対象にはならないということになります。 そうなると80キロで走っているトラックとは50~60キロ差ですからね。 いくら実勢速度(実際に車が走っているスピード)がそうだとは言っても、現在140キロで突っ走る車はほんの一握り。それが大多数という話になってくると、かなり状況が変わるのではないかと思います。 追い越し車線を走るほとんどの車が140キロ前後でぶっ飛ばしているわけです。そこへ、80キロで走るトラックを抜かそうと、90キロで走る他のトラックが(追い越し車線へ)出てくるわけです。 時速50キロから0キロに落とすのと、140キロから90キロに落とすのとでは、要する時間が違います(と思います。運動エネルギー量が違いますから)。 あー、もう、その瞬間を想像するだけでも怖い・・・。 あと、ハイブリッド車に乗っている私が気になるのは燃費。高速になると急に悪くなります。 私は、時間がある時は、クルーズコントロール機能を使って80~90キロくらいで一番左側の車線とトラックたちと一緒にノロノロ走ります。それで、我が家のVOXYで(親子5人乗車で)リッター20~22キロくらいです。 それが100キロになるとリッター19キロ前後にがくんと下がります。120キロ巡航はさせたことがありませんが、恐らく15~16キロ程度になってくるのではないでしょうか。だとすると140キロ出した時の燃費はどうなることやら。 「実際に車が走っているスピード(実勢速度)と規制速度の隔たりを解消し、取り締まりへの理解を広げることが狙いだ」というのもそもそもどうかと思います。それって、取り締まる側の都合しか考えていない発案かと。 それはさておいたとしても、でもやっぱりスピードを上げても構わないよと言うのは、地球環境を考えなければいけない時代の流れに逆行しているのではと思います。 もちろん、世界で開かれる環境会議...

disる

最近、私と同年代の人間の口からも「disる(ディスる)」という言葉が聞かれるようになってきたので、その不思議な和製外国語と思しき単語が何を意味するのかを知りたいと思いました。 ネットで調べれば一発なのでしょうが、でもその前にちょっとだけ自分なりに考えてみました。 disが英語なのであれば、否定の意味になる接頭辞ですから、disだけでは何の意味も持たないわけです。 しかも、今パッと思いつくだけでも、disappear, disappoint, discount, discover, discharge, discuss, dispatch, distribute, disturb などなど、一般的な会話でも普通に使われる語がたくさんありますから、一体こうした語のうちのどれを取って「disる」などという、それを聞いただけではおよそ何を意味するのかがほぼ全く分からない使い方をするのだろうと思ってしまうわけです。 良く耳にする使い方としては、「いゃ、別にdisっているわけではないんですよ」みたいな感じでしょうか。否定的な意味合いで使われる言葉であることは想像ができます。 さて、それでは検索をしてみましょう。数あるdisで始まる単語を代表する形でdisるに使われることになった栄誉ある単語は一体何でしょうか。 あー、ありましたありました。えー! なんと、disrespect でしたっっ!! respect が尊敬するという意味で、その反対の意味ですから、尊敬しない、つまり軽蔑するという意味なのでしょうね。 何でそんなに微妙な言葉が、日本人の普段の会話に導入されるようになったのでしょうか。 あるツイートには、disrespect は米国のヒップホップミュージシャンたちが他人をけなす時に好んで用いていた表現だと説明してありました。ただし「dis」ではなく「diss」と表記していたそうなので、「disる」は厳密に言うと間違いらしいです。 いずれにしても、この表現がネット上に広まり、今ではヒップホップミュージックファン以外の人たちの間でも使われるようになってきたということでした。 なるほど、経緯を見れば、そういうことなのかーと思いはするものの、でも経緯を知らなければその意味は分からないままです。和製...