ラオスの事業について もう少しご紹介いたします。 以下の写真は 左側の密生した稲が村人作。 右側の隙間だらけの稲がADRAスタッフ作。 実は、この右側の田んぼ、 ちょっと失敗作らしいのですが、 それでも、これでいて、右側のほうが お米の収量は多いのだそうです。 田植えの時に 苗と苗の距離が近すぎると 強い穂が出ず 見た目の割には収量が上がらないとのこと。 それを実際に見せることによって 村民たちに納得してもらおうという プロジェクトの一つです。 次の写真は、 山間の傾斜地に作られている畑で、 タロイモ、大豆、バナナ、 パイナップルなどを 混ぜて植える農法を採用している場所です。 もともと、自然には 大豆だったら大豆だけが 見渡すかぎり群生しているような場所が 存在するハズがないわけで、 いろいろな植物が混ざって生えているのが 「ナチュラル」なのです。 ですから、畑の作物も なるべく自然に近い形で、 背の高いものと低いものを 交互に植えてあげたりすることによって 自然に近い形にすると 土地が痩せにくかったり 病気が入りづらかったり という利点があるのだそうです。 次の溜池の写真は、 見ての通り、溜池です。 この溜池で魚を飼い、 大きくなったら池の水を抜いて 魚を拾って自分たちで食べたり 販売したりするということでした。 次は、豚小屋です。 この写真は ADRAによって家畜の買い方が指導された後 その方法を忠実に守り、 非常にきれいな環境で 豚の飼育ができている例の一つです。 ぶーちゃんも、その子どもたちも、 なんとなく幸せそうに見えました。 このカワイイのが そのうち食料にされてしまうのかと思うと 少々いたたまれない気持ちにさせられますが。