東京から運んだ物資を 4箇所の福祉施設に配布して回りました。 最初に行った東松島市のある地域は 家々は無事で残っているものの 海のほうから流されてきた 瓦礫やヘドロなどで 住宅の1階部分が住める状態ではないお宅が たくさんありました。 水道が通り始めたようで、 家具や車を水で洗っておられる方を 多く見かけました。 しかし、この押し寄せてきたヘドロ。 自動車のタイヤに付いたら いつまでもペッタンペッタン音がして 普通の泥とは明らかに質が違いました。 こういう物体を片付けることの大変さは ちょっと想像できません。。。 また、登米(とめ)市にも行きました。 こちらは、地震による被害が多く見られました。 比較的年数の経った建物には 黄色の「要注意」や赤の「危険」と書いた 紙が貼られている所がありました。 赤い紙が貼られた建物を使って 八百屋を営んでいる男性もいましたが。 それしか選択肢が無い! ということなのでしょう。 また、1階部分が斜めに崩れて 建物自体が道路に 飛び出してしまっている家 などもありました。 訪問した福祉施設で お聴きしたところによると、 やはり燃料が一番 不自由しているとのこと。 最近は、1時間くらい並べば ガソリンが手に入るようになってきたと 話しておられましたが、 仙台市内ではまだまだ 12時間待ちなどもザラだとか。 この、燃料の流通が 1日も早く元通りになることを 祈らずにはおれませんでした。 4件回って思ったことは どの施設でも、職員の皆さんが 明るい顔で頑張っておられる ということでした。 職員の方自身も被災者なのです。 それでも、もっと弱い立場の人を守るために 支援を仰ぎながら頑張っておられます。 こういう人たちのパワーは 一体どこから来るのだろうと 思わされます。 誰かのために一生懸命になれるということが 人間を強くするということなのでしょうか。 帰りの東北道は 最近通れるようになった一般車の姿も多く 普段の平日ではあり得ないくらいの 交通量がありました。 福島県を通過中、 恐らく原発から最も近い辺りを通る際、 激しい雨に見舞われました。 PAで雨に濡れたとき、 放射能のこともちょ...
直訳で「現実逃避主義者」です。ブログを書く時というのは、ほとんどいつも現実逃避をしている時だという反省をこめてみました。