教会のある長老さんが
こんなことを言っておられました。
先週の安息日学校聖書研究ガイドで
取り上げられたウリヤという人。
この人の忠誠心が
当時のイスラエルの国を
救ったのではないか、と。
この人、国王に自分の奥さんを
寝盗られてしまったかわいそうな人です。
結果、奥さんは王の子を
身ごもってしまうのですが、
それを隠すために
戦場から独り呼び戻され、
家でゆっくり休むように
王から勧められます。
明らかに、妻との関係を持つように
勧められたというわけです。
で、長老さん曰く、
この状況において、
ん?何かおかしいぞ?
と気づかないヤツはいない、と。
ウリヤは、恐らく
察しがついたのではないか、と。
それでも、つまり、何かおかしいなと思いつつも、
もしウリヤが、
王の言うとおりに家に帰り、
妻とゆっくり過ごしたとしましょう。
妻のお腹の子は、ウリヤの子だということを
誰も疑わなくなることでしょう。
そして、ダビデ王が
自分の犯した罪を告白し、
悔い改めることもないでしょう。
しかし、果たしてそれで
おさまりがついただろうかというわけです。
ダビデ王の犯した罪は、
どこかで誰かの話題に上る可能性が高いのです。
ウリヤの妻が、
両親の呵責に耐えかねて
「実は・・・」と
話しだすかも知れません。
或いは、ウリヤ自身が、
ダビデ王に対する不信感を
どこかで露呈する
ということになるかも知れません。
そうなると、ダビデの家臣や息子たちが
恐らく黙っていないことでしょう。
あんなヤツをいつまでも
のさばらせておくわけにはいかない
という話に当然なるでしょう。
ですから、この意味において、
ダビデの計画がうまいこといって、
彼が自分の罪を隠しおおせていたとしたら、
イスラエルの国自体が
崩壊していたかも知れないというわけです。
でも、ウリヤは違いました。
彼は、たとえ王が罪を犯していたとしても、
(それを薄々感じていたとしても)
彼自身の、国に忠誠を尽くす姿勢は
何ら変わらなかったのです。
そして、王の勧めを拒んで、
家に帰ることはしませんでした。
その態度が彼自身を
死に追いやることになったわけですが、
しかし、その忠誠心が
イエスラエルの国を救ったということなのです。
そういう内容のお話しでした。
すごく深い洞察ですね!と評価したら、
長老さん自身も、
ある日の朝、
ふと思いついたことだったとのことでした。
でも、せっかくだから、
何らかの形で発表してくださいよと
お願いをしたのですが、
「そう言えば教会のおじいさんが
そんなことを言っていたな~」と、
誰かがいつか思い出してくれればそれでいいとか
そんなことをおっしゃっていたので、
ブログに載せちゃいました!
こんなことを言っておられました。
先週の安息日学校聖書研究ガイドで
取り上げられたウリヤという人。
この人の忠誠心が
当時のイスラエルの国を
救ったのではないか、と。
この人、国王に自分の奥さんを
寝盗られてしまったかわいそうな人です。
結果、奥さんは王の子を
身ごもってしまうのですが、
それを隠すために
戦場から独り呼び戻され、
家でゆっくり休むように
王から勧められます。
明らかに、妻との関係を持つように
勧められたというわけです。
で、長老さん曰く、
この状況において、
ん?何かおかしいぞ?
と気づかないヤツはいない、と。
ウリヤは、恐らく
察しがついたのではないか、と。
それでも、つまり、何かおかしいなと思いつつも、
もしウリヤが、
王の言うとおりに家に帰り、
妻とゆっくり過ごしたとしましょう。
妻のお腹の子は、ウリヤの子だということを
誰も疑わなくなることでしょう。
そして、ダビデ王が
自分の犯した罪を告白し、
悔い改めることもないでしょう。
しかし、果たしてそれで
おさまりがついただろうかというわけです。
ダビデ王の犯した罪は、
どこかで誰かの話題に上る可能性が高いのです。
ウリヤの妻が、
両親の呵責に耐えかねて
「実は・・・」と
話しだすかも知れません。
或いは、ウリヤ自身が、
ダビデ王に対する不信感を
どこかで露呈する
ということになるかも知れません。
そうなると、ダビデの家臣や息子たちが
恐らく黙っていないことでしょう。
あんなヤツをいつまでも
のさばらせておくわけにはいかない
という話に当然なるでしょう。
ですから、この意味において、
ダビデの計画がうまいこといって、
彼が自分の罪を隠しおおせていたとしたら、
イスラエルの国自体が
崩壊していたかも知れないというわけです。
でも、ウリヤは違いました。
彼は、たとえ王が罪を犯していたとしても、
(それを薄々感じていたとしても)
彼自身の、国に忠誠を尽くす姿勢は
何ら変わらなかったのです。
そして、王の勧めを拒んで、
家に帰ることはしませんでした。
その態度が彼自身を
死に追いやることになったわけですが、
しかし、その忠誠心が
イエスラエルの国を救ったということなのです。
そういう内容のお話しでした。
すごく深い洞察ですね!と評価したら、
長老さん自身も、
ある日の朝、
ふと思いついたことだったとのことでした。
でも、せっかくだから、
何らかの形で発表してくださいよと
お願いをしたのですが、
「そう言えば教会のおじいさんが
そんなことを言っていたな~」と、
誰かがいつか思い出してくれればそれでいいとか
そんなことをおっしゃっていたので、
ブログに載せちゃいました!