日曜日の午後、ポルトガル南部の小さな港町ファロを散策しました。 ファロ駅から徒歩10分くらいのところにマリーナがあります。ボートが整然と並べられていました。 町の中はほとんど石畳で、自動車がゆっくり走るため、街の中は全般的にのほほんとした雰囲気に包まれています。休日にお散歩するには最適な環境だなと思いました。 さらに少し歩くと消防署がありました。日本と違って消防車たちはみんな野ざらし。これじゃぁ、すぐに傷んでしまいそうです(余計なお世話ですね)。 この門から古い街並みが始まります。非常に趣があり、ディズニーシーを歩いているような感覚になりました(こちらは遊園地ではありませんが)。 古い街並みの中に、カテドラルがありました。 ちょうど鐘のなる時間帯で、急に大きな音でカンカンカン!と鳴り出したので、一人で歩いていた私は、かなりびっくり。 こちらは現在は博物館になっているようですが、この城壁の雰囲気がなんとも言えないなと思いました。当時、一般民衆は、どういう思いでこの城壁を見上げていたのだろう。そんなことを考えました。 小さなお店が並ぶ商店街も良い雰囲気で、1日楽しめそうだなと思いきや、よく見るとほぼ全てのお店が閉まっています。 え?観光地なのにシャッター街?と思ったのですが、良く考えたら日曜日。そして、ここはポルトガル。みんな揃ってお休みなんですね。 というわけで、道行く人たちはほぼ観光客だと思うのですが、みんな、ウィンドーショッピング状態です。 日本では考えられない光景ですが、目指すべき姿だとも思いました。みんな自ずと、買い物をして楽しむということ以外の過ごし方をするようになるでしょうから、家族でゆったり過ごす時間が増えるのではないかと。 でも、これじゃぁ、お土産買えません!
直訳で「現実逃避主義者」です。ブログを書く時というのは、ほとんどいつも現実逃避をしている時だという反省をこめてみました。