ホテルでの研修を終えた後、スケジュールの関係でもう1日こちらで過ごすため、1週間泊まっていたホテルを出て、空港の近くのホテルまで移動しました。
何せ1日あるもので、なるべく安く移動してみようと思い、路線バスと普通列車に乗ってみました。
ホテルのシャトルバスがアルブフェイラという街まで送ってくれるので、そこで路線バスに乗ろうと思い、ホテルでもらった地図を片手に歩くのですが、コピーが粗いこともあってどうにも分かりません。
道端のサインを頼りに歩いていたら、バス停には着きました。が、バスがいつ来るのか、どのバスに乗れば良いのかも分かりません。まぁ、でも、待つだけ待って、あとはドライバーに聞けばいいかなと思っていたら、買い物袋を手にした老夫婦が来たので、英語は通じないかなと思いつつ話しかけてみました。
すると流暢な英語で返事が返ってきて、駅までのバスの乗り方を丁寧に教えてくれました♪
聞くと、ポルトガルの人たちはほとんど英語が話せるということ。今は映画もインターネットもすべてが英語だしねと言っていましたが、なるほど日本ではすべてが翻訳されてしまうから、我々は英語に触れる機会が少ないんだなと思いました。
しばらく待っていると、バスが来ました。
結構狭い古い街並みを抜ける道路なので、どれだけ小さなバスが来るのかと思っていたら、日本のフルサイズの路線バスと同程度の車両が来ました。
日曜日ということもあり、バスはガラガラでした。日本と同じように目的地の手前でボタンを押して、降りることを運転手に伝えるシステムになっていました。
ところが、ポルトガル語がまるでわからないため「次はアルブフェイラ駅です」というアナウンス自体がわかりません。でも、乗る時、運転手さんにアルブフェイラ駅まで行くことを伝えてあるから、かわいそうな外国人のために親切に案内してくれることを期待しつつ、そして駅っぽい風景が見えたら、いつでもボタンを押せる準備をしつつ、そのまま乗っていました。
そしたら、何のことはなく、駅はバスの終点でした。
駅員さんのいる窓口でアルブフェイラ駅からファロ駅までの切符を買うも、待ち時間は55分。スマホはつながらないし、早めのお昼ご飯でも食べるか~と思い、駅に隣接していたフードコートでサンドイッチを頼みました。
それを持ってホームのベンチに座って食べていたら、近所に住む女の子が犬の散歩で通りかかり、その犬が私のサンドイッチをねだるねだる。飼い主の許可無く、ちょこっとだけあげました(笑)。
やがて列車が到着。
10両編成の列車でも裕に停まれるホームに堂々と入ってきたのは、4両編成の列車。しかも、架線が張ってあるので電車が来るのかと思ったら、来たのはディーゼル車でした。
私の中の常識としては、ディーゼル車というのは架線を張ることができない地域を走る列車というものでしたが、それは世界の常識ではないことがわかりました。
車内は、こんな感じです。窓が妙に汚いのが気になりました。ほとんど外の景色が見えません。
そして、困ったのが、車内アナウンスが無いということです。皆さんいつも乗っておられるので景色でわかるのでしょうが、初めての人間には、いつファロの駅に到着するかがわかりません。
でも、車内に路線図があったので、アルブフェイラからファロまでの駅数を数え(確か、6~7駅程度だったと思います)、ひたすら数をかぞえていました。というのは、駅のプラットフォームを見ても、日本のようなサインボードが無いからです。よぉく見ていると、ホームに立っている柱に小さく駅名が書かれているのですが、汚い窓からは良く見えません。
でも、これも心配要りませんでした。ファロはこのローカル線の終点だったので。
この日、かかった交通費は4ユーロ70セントでした。タクシーだと50から60ユーロかかると聞いたので、まぁまぁ節約できたかなと思います。
ちょっと、いや、かなりドキドキしましたが、楽しい「旅」ができました。
何せ1日あるもので、なるべく安く移動してみようと思い、路線バスと普通列車に乗ってみました。
ホテルのシャトルバスがアルブフェイラという街まで送ってくれるので、そこで路線バスに乗ろうと思い、ホテルでもらった地図を片手に歩くのですが、コピーが粗いこともあってどうにも分かりません。
道端のサインを頼りに歩いていたら、バス停には着きました。が、バスがいつ来るのか、どのバスに乗れば良いのかも分かりません。まぁ、でも、待つだけ待って、あとはドライバーに聞けばいいかなと思っていたら、買い物袋を手にした老夫婦が来たので、英語は通じないかなと思いつつ話しかけてみました。
すると流暢な英語で返事が返ってきて、駅までのバスの乗り方を丁寧に教えてくれました♪
聞くと、ポルトガルの人たちはほとんど英語が話せるということ。今は映画もインターネットもすべてが英語だしねと言っていましたが、なるほど日本ではすべてが翻訳されてしまうから、我々は英語に触れる機会が少ないんだなと思いました。
しばらく待っていると、バスが来ました。
結構狭い古い街並みを抜ける道路なので、どれだけ小さなバスが来るのかと思っていたら、日本のフルサイズの路線バスと同程度の車両が来ました。
日曜日ということもあり、バスはガラガラでした。日本と同じように目的地の手前でボタンを押して、降りることを運転手に伝えるシステムになっていました。
ところが、ポルトガル語がまるでわからないため「次はアルブフェイラ駅です」というアナウンス自体がわかりません。でも、乗る時、運転手さんにアルブフェイラ駅まで行くことを伝えてあるから、かわいそうな外国人のために親切に案内してくれることを期待しつつ、そして駅っぽい風景が見えたら、いつでもボタンを押せる準備をしつつ、そのまま乗っていました。
そしたら、何のことはなく、駅はバスの終点でした。
駅員さんのいる窓口でアルブフェイラ駅からファロ駅までの切符を買うも、待ち時間は55分。スマホはつながらないし、早めのお昼ご飯でも食べるか~と思い、駅に隣接していたフードコートでサンドイッチを頼みました。
それを持ってホームのベンチに座って食べていたら、近所に住む女の子が犬の散歩で通りかかり、その犬が私のサンドイッチをねだるねだる。飼い主の許可無く、ちょこっとだけあげました(笑)。
やがて列車が到着。
10両編成の列車でも裕に停まれるホームに堂々と入ってきたのは、4両編成の列車。しかも、架線が張ってあるので電車が来るのかと思ったら、来たのはディーゼル車でした。
私の中の常識としては、ディーゼル車というのは架線を張ることができない地域を走る列車というものでしたが、それは世界の常識ではないことがわかりました。
車内は、こんな感じです。窓が妙に汚いのが気になりました。ほとんど外の景色が見えません。
そして、困ったのが、車内アナウンスが無いということです。皆さんいつも乗っておられるので景色でわかるのでしょうが、初めての人間には、いつファロの駅に到着するかがわかりません。
でも、車内に路線図があったので、アルブフェイラからファロまでの駅数を数え(確か、6~7駅程度だったと思います)、ひたすら数をかぞえていました。というのは、駅のプラットフォームを見ても、日本のようなサインボードが無いからです。よぉく見ていると、ホームに立っている柱に小さく駅名が書かれているのですが、汚い窓からは良く見えません。
でも、これも心配要りませんでした。ファロはこのローカル線の終点だったので。
この日、かかった交通費は4ユーロ70セントでした。タクシーだと50から60ユーロかかると聞いたので、まぁまぁ節約できたかなと思います。
ちょっと、いや、かなりドキドキしましたが、楽しい「旅」ができました。