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ジンバブエへの渡航

1週間ほど、アフリカ南部の内陸国、ジンバブエへ行って参りました。

2月の下旬に行ったのですが、首都ハラレは標高1,500m程度の高地にあるため、非常にすがすがしい気候でした。寝る時は毛布をかぶってちょうど良いくらいで、朝早い時間は肌寒さを感じるくらいです。

一応、2月は雨季に当たるとのことだったのですが、降っても夕方のスコールくらいで、あまり生活に支障があるような形の降り方はしませんでした。ただし、今年は1月に降った大雨の影響でモザンビーク国境付近の地域では水害が発生し、現在もADRA が被災者支援を行なっているところだったりするので、場所によっては注意が必要かと思います。

さて、まず、渡航に関してですが、今回は羽田→香港→ヨハネスブルグ→ハラレというルートを辿りました。旅行者の方のお勧めにより、雪などで交通網に影響が出た場合でも比較的容易に空港まで辿り着くことができるのは、やはり羽田だろうということだったので。

果たして、出発日の2日前にはドカ雪が降ったため、本当にそうしておいて良かったと思いました。

ただし、上記のルートの場合、羽田→香港の間はキャセイ・パシフィック航空になります。香港からハラレまでは南アフリカ航空です。

前者はワン・ワールド、後者はスターアライアンスですが、お互いに提携があるということで、預け荷物はハラレまでスルーでき、さらにはハラレまでのボーディングパスを3枚出してもらうこともできました。

特に香港でのトランジットが8時間もあったので、香港に着いた後、ボーディングパスを発行してくれるチケットカウンターが開くまでしばらく時間がかかっていたようだったので、最初からボーディングパスを手にすることができてラッキーでした。

また今回は、お金をケチってラウンジを全く使わなかったのですが、香港の国際空港は、長時間の滞在でも全く問題ありません。フリーのWi-Fiが飛んでいるし、探せば電源もあるし、さらには、横になって仮眠をとることができるリクライニングチェアまであります。

トイレも広くてきれいなので、着替えたり、顔を洗ったり、髭を剃ったりしても、これまた問題なし。

いろいろなものが気軽に食べられるフードコートや、スタバ、バーガーキングなどもあるので、食事面も、まぁイケるかなと。

前後しますが、羽田→香港のフライト時間が4時間半くらい。その後の香港→ヨハネスブルグが13時間くらいかかります。これが長い。

ただ、エコノミークラスでも後方は比較的余裕があるので、扉が閉まった瞬間に空いている座席を確保に走れば、足元の広い席に座ったり、横になって寝たりすることもできます。やっぱり横になって寝られると、随分楽ですし、あっという間に着いてしまう感じがしますね。

南アフリカ航空機には初めて乗りましたが、長時間フライトの割には、最近の飛行機にはよくあるシート電源が無いので、それがちょっと期待はずれではありました。

あと、ヨハネスブルクに向かう時は、離陸前に芳香剤のようなスプレーをプシュ〜ッと噴射して回られるので、それがちょっとキツいです。後で聞いたら、どうも殺虫剤らしいのですが、それを聞いたらますます気持ち悪くなりました。

ヨハネスブルクの国際空港(O・R・タンボ国際空港)は、香港に比べると規模においても質においても、さすがに劣る感じです。

フリーのWi-Fiは一応飛んでいますが、メールアドレスと名前を登録して30分間しか使わせてくれません(Always On というところに接続し、自動表示されるページからComplementary Access を選択します)。

ですので、帰りはここで約8時間のトランジットだったため、50ランド(約500円)で500MBまで使わせてくれるアクセス権を購入しました。有効期限は30日。メールチェックをしたり、ネットで調べ物をしたり、SNSを使用したりしましたが、200MBも使いませんでした。

この空港で唯一嫌だなと思ったのは、トイレの清掃員です。ほぼずっと張り付いていて、小銭を請求してくるんです。まぁ、そんなに強引にというわけではないので、すんなり断れば良いのですが、小銭をあげている人もいて、何回も利用していると何となく申し訳ない気持ちになってしまいます(日本人としては)。USドルでもいいの?と聞いたらOK!と言うので、誘惑に負けて(?)1ドル渡してしまいました。

君たちは給料をもらっているハズだし、私は空港使用税を払っているわけだから、お金が欲しいんだったら給与交渉をしたらどうだね?とでも言いたいところでしたが、そんな勇気もなく…。

ヨハネスブルク→ハラレは1時間半くらいのフライトです。それでも機内食が出されます。時間帯によりますがサンドイッチだけだったり、きちんとしたご飯が提供されたりすることもあります。

ハラレ国際空港では、観光ビザをオン・アライバルで取ることができます(羽田空港でそう言ったら、カウンターの女性が「あ、オンアラで取られるんですね?」と言っていました。そんな略語あるんだ?って感じ)。料金は30USドル。ビザの有効期間は30日です。

数年前に経済が崩壊した後、ジンバブエでは米ドルが主な通貨になっているため、細かい米ドル紙幣を持って行くと便利です(コインは流通していませんので、最小単位が1ドルです)。というのは、ジンバブエ国内では紙幣を発行していないため、国内で出回っているのは他のどこでも使えないようなボロボロのものばかりだからです。

というわけで、できるだけお釣りを受け取らずに済むようにしたほうが身のためです。ADRA Japan のスタッフは、ジンバブエで受け取った米ドル紙幣を他の国に持って行って両替をしようとしたら、受け取ってもらえなかったと言っていましたので。

逆に、きれいなお札を持って行くと、特に地方では店員さんが歓声を上げて受け取ってくれます。「Wow, new bills!」みたいな感じ…。

話が横にそれましたが、「オンアラ」でビザを取るための申請書はありません。機内でもらえる入国カード1枚に普通に記入するだけです。

なお、入国審査の列に並ぶ際は、VISA PAYMENT というカウンターの前に並ぶのが一番良いと見ました。他の入国審査カウンターよりも並ぶ列が短いので。

ビザ料金の支払いを終えたら、その先にあるターンテーブルから荷物を受け取り(何の問題もなく受け取ることができました)、税関に向かいます。

税関ではスーツケースの中身を聞かれたので、半分は服で、半分は友人へのお土産ですよと言ったら、さらに内容を細かく聞かれました。パックに入った食品が主だと言ったらスーツケースを開けさせられることに。

1分くらいで終わりましたが、何と言えば、スルーしてくれるのでしょうか。

そしてターミナルの出口に進むわけですが、私の場合、ADRA のスタッフが迎えに来てくれていたので、そこから先の公共交通機関については、残念ながらご紹介できません。

恐らくタクシーを利用するのが一番良いのだと思いますが(あとは「コンビ」と呼ばれる乗り合いタクシーもありますが、乗るのにコツが要るようなので、ジンバブエが初めてであればお薦めしません)、相場はどのくらいなのでしょうか。あんまり適当なことを書いてもいけませんが、私がハラレ市内で利用した時の感じからすると、空港からハラレ市内まで15ドルくらいで行ければOKなのではないかと思います。

以上、渡航編でした(続きが書けるかどうかは自信がありませんが、書けたら国内編を書きます)

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