臨床心理士の方を数名知っていますが、いつも興味深くお話しを伺っています。人間の心の仕組みって、とても複雑で、そして、そうであるがゆえに、奥が深いなと思います。
ある方とのお話しの中で、人間としての自立という話がとても興味深かったので、ご紹介します。
例えば、様々な理由で結婚をしない人たちがいます。その理由を、いくつかのカテゴリーに分けることができるそうです。そのうちの一つは、自制心が強いということ。
自制心が強い人は、どう考えるかというと、好きな人がいたとしても「自分にはこの人を幸せにする資格がない」という自制心が働いて、自分の気持ちを素直に打ち明けるところまで行かないというのです。
ぶっちゃけ話、私にはそういう気持ちが全く分かりません。だって、好きだって思っちゃったら、それはそれだし、結婚って、自分が相手を幸せにしてあげるとか、そんな大それた話ではないと思うからです。そんなことを考え始めたら、私なんて絶対に失格です。相手を幸せにできる保証なんてどこにもありませんから。そんなことではなくて、私にはあなたが必要だ! I neet you!! 君と一緒にいたいんだ! というそれだけで突っ走ってしまった気がします。本来、そうあるべきではないのでしょうが。
ということをお話したら、「いゃ、それが人間として自立しているという証なんですよ」というコメントが返ってきて、へ〜〜〜〜という感じでした。
I need you because I love you. (あなたのことが好きだ、だから一緒にいてほしい)
そう素直に言えるということは、自立をしている証拠。逆に素直にそう言えずに足踏みをしてしまう場合は、自制心を働かせる大人であるというよりはむしろ、過去に何らかのトラウマがあったりするなど、何かその人が乗り越えるべき課題を抱えたままでいる証拠なのだそうです。
私は、自分が自立した人間であるなどとは、これっぽっちも思っていませんし、この話の要点は、それが分かって嬉しかったとかそういうことではありません。そうではなく、自分の気持ちを素直に表現できるということは、とても大切なことなのだということを、改めて考えさせられたということです。
確かに、日常生活の中でも、家族や友人に対して、自分の思っていることを素直に話せない時というのは、何か他に解決すべき問題が残っている場合がほとんどであると思います。
もちろん、常に感情むき出しで構わないということではありません。ただ、必要な時には、状況に応じて自己開示ができるということ。これは、心の健康状態が良好であることの証明になるのだということです。
人間関係を健全に保つためにも、各人が自分の心の拠り所というものを、しっかり持っている必要があると思います。
ある方とのお話しの中で、人間としての自立という話がとても興味深かったので、ご紹介します。
例えば、様々な理由で結婚をしない人たちがいます。その理由を、いくつかのカテゴリーに分けることができるそうです。そのうちの一つは、自制心が強いということ。
自制心が強い人は、どう考えるかというと、好きな人がいたとしても「自分にはこの人を幸せにする資格がない」という自制心が働いて、自分の気持ちを素直に打ち明けるところまで行かないというのです。
ぶっちゃけ話、私にはそういう気持ちが全く分かりません。だって、好きだって思っちゃったら、それはそれだし、結婚って、自分が相手を幸せにしてあげるとか、そんな大それた話ではないと思うからです。そんなことを考え始めたら、私なんて絶対に失格です。相手を幸せにできる保証なんてどこにもありませんから。そんなことではなくて、私にはあなたが必要だ! I neet you!! 君と一緒にいたいんだ! というそれだけで突っ走ってしまった気がします。本来、そうあるべきではないのでしょうが。
ということをお話したら、「いゃ、それが人間として自立しているという証なんですよ」というコメントが返ってきて、へ〜〜〜〜という感じでした。
I need you because I love you. (あなたのことが好きだ、だから一緒にいてほしい)
そう素直に言えるということは、自立をしている証拠。逆に素直にそう言えずに足踏みをしてしまう場合は、自制心を働かせる大人であるというよりはむしろ、過去に何らかのトラウマがあったりするなど、何かその人が乗り越えるべき課題を抱えたままでいる証拠なのだそうです。
私は、自分が自立した人間であるなどとは、これっぽっちも思っていませんし、この話の要点は、それが分かって嬉しかったとかそういうことではありません。そうではなく、自分の気持ちを素直に表現できるということは、とても大切なことなのだということを、改めて考えさせられたということです。
確かに、日常生活の中でも、家族や友人に対して、自分の思っていることを素直に話せない時というのは、何か他に解決すべき問題が残っている場合がほとんどであると思います。
もちろん、常に感情むき出しで構わないということではありません。ただ、必要な時には、状況に応じて自己開示ができるということ。これは、心の健康状態が良好であることの証明になるのだということです。
人間関係を健全に保つためにも、各人が自分の心の拠り所というものを、しっかり持っている必要があると思います。